遂に最終話です…!!
終わりの、続きの物語も今回で終幕となりました。
これで物語シリーズのファイナルシーズンは終了となります。
原作ではこの後にオフシーズン、モンスターシーズンと続いていますが映像化されるのはまだ先になりそうです。
今回扇ちゃん推しの方は尊死したんじゃないでしょうか。
扇ちゃん、可愛いところありますからねえ…w
今回は最終回ということもあり、ネタバレが多くなってます。ネタバレNGという方はこの先見ないことをお勧めします。
1年3組
『やあ、遅かったですね。すっかり待ちくたびれてしまいましたよ』
5話の終わりで遂に扇ちゃんとの邂逅を果たした暦。
その場所こそが阿良々木暦と忍野扇の始まりの場所、1年3組の亡霊だったわけです。
『やめてくださいよ、私のコスプレとか』
この扇ちゃんの顔…うーん、眼福w
暦の部屋に置いてあった女子用の制服は実は扇ちゃんがこの部屋にいながらすり替えたものだったのです。本人曰く、ただの冗談とのこと。
確かに何で暦は他の服を着ればいいものを女子用の制服を着てきたんでしょうね?w
扇ちゃんはこの部屋にいながらブラック羽川に暦救出の依頼をしたりと、この部屋に閉じ込められながらも暦のサポートをしていました。
ここの答え合わせパートはギャグパートかな?ってくらい面白カットが多かったですね笑
暦の突っ込みも最終話とは思えない通常運転っぷりw
この世界の答え合わせ
ギャグパートもそこそこに、遂にこの鏡の世界、裏側の世界の謎が明らかにされていきます。
『鏡の反射率の話、誰かから聞きましたか?』
暦が3話で育から聞いたようなことを話す扇ちゃん。
曰く、鏡の反射率は80%である。そして残りの20%は死刑に処される。
ここで暦は自分がその20%だからこの世界にはいないのではないかとの仮説を立てます。しかし、これは早とちりでした。
暦の裏側、鏡写しである扇ちゃんとは本当に鏡面を挟んでしまえば手と手を合わせることはできない。
つまり鏡の中に這入ろうとするにはガラスを物理的にすり抜けなければならないのです。この「這入ろう」とすることが重要なんですね。
かつて暦はこの教室で扇ちゃんからある話をされました。
『吸血鬼は許可なく部屋に這入れない』
ガラスの向こうに這入ることはできなくても、ガラスのこちら側に引き込むことは吸血鬼にだってできるわけです。
そう、この世界は鏡の向こう側ではなく元の世界のままだったわけですね。
暦はあろうことか鏡の向こう側の20%をもとの世界に引き込んでしまった。
鏡の国を引っ張ってきた、それが今回のオチです。
今回は大惨事を免れましたが、あと少しで大変なことになっていたとか。
これからの行動に気を付けるように扇ちゃんから忠告を受けます。
ところで話変わるんですけどこのカット、どことなく傷物語の作画に似てませんか?カッコいい暦って感じですよね。
扇ちゃんのサービスカット…いいですねえ( ´∀` )
そしてこの物語は解決します。
扇ちゃんが閉じ込められていた間に作った反射率0%、吸収率100%の鏡によって。
この鏡を北白蛇神社に奉れば元通りになるとのこと。
しかし肝心な点がぼんやりとしたままです。
いったいなぜ暦は鏡の世界をこちらに手引きしたのか。
扇ちゃんが最後のヒントをくれます。
『あなたはいったい誰ですか?』
『阿良々木暦。見たまんまの男さ』
これは鳥肌モノでしたね!まさか1話冒頭のセリフを最後に持ってくるとは!
私こういう展開大好きなんですよね…!最高です!
鏡の中で止まった暦は、つまるところ暦が残した「心」だったのです。
後日談、というか今回のオチ
『おはよう、暦』
はいでました本作のメインヒロインちゃん、何とかヶ原さんですね。
最終話にしか登場しないメインヒロインってなんなの…
しかもこの女、しっかりとおいしいところは持っていきますw
暦がなぜ鏡の世界を引っ張り上げてしまったのか。
それは暦の心残りだったわけです。昨日に置き去りにした心がつい惜しくなって手を伸ばしてしまった。これが今回のオチなわけですね。
一番重要なシーンだけ登場するとかさあ…メインヒロインかよ!
『一つだけ確かなことが言える
『お前に関する限り僕に心残りはなかったってことだ』
…えー、なにこのカッコいい主人公。
私はただ小学生と戯れる暦が見たかっただけなのに…!w
そして〆は綺麗なシャフ度
まとめ
お疲れさまでした。これにて終わりの続きの物語は本当に終わりを迎えます。
西尾維新パねえ…こんなにも美しい作品を作ってしまうなんて…神かよ!
ガハラさんは最後の最後に…というかめっちゃ女の子になりましたね、この人。
次作の愚物語をはじめとするオフシーズンのアニメ化はよ!僕はキメ顔でそういった。